2021年9月18日 / 最終更新日時 : 2022年10月8日 長生志多郎 養生訓 養生訓422 右に、しるせる所は、古人の言をやはらげ、古人の意をうけて、おしひろめし也。又、先輩に,きける所多し、みづから試み、しるしある事は、臆説といへども,しるし侍(はべ)りぬ。是、養生の大意なり、其(その)条目の詳(つまびらか) […]
2021年9月18日 / 最終更新日時 : 2022年10月8日 長生志多郎 養生訓 養生訓421 癰疽(ようそ)、及、諸瘡(しょくさ)、腫物(しゅもつ)の初発(しょはつ)に、早く灸すれば、腫(はれ)あがらずして消散(しょうさん)す。うむといへ共(ども)、毒(どく)かろくして、早く癒(いえ)やすし。項(うなじ)より上に […]
2021年9月18日 / 最終更新日時 : 2021年9月18日 長生志多郎 養生訓 養生訓420 衰老(すいろう)の人は、下部に気すくなく、根本よはくして、気(き)昇(のぼ)りやすし。多く灸すれば、気上りて、下部、弥(いよいよ)空虚(くうきょ)になり、腰脚(こしあし)よはし。おそるべし。多く灸すべからず。殊に、上部と […]
2021年9月18日 / 最終更新日時 : 2021年9月18日 長生志多郎 養生訓 養生訓419 脾胃虚弱(ひいきょじゃく)にして、食滞(とどこおり)りやすく、泄瀉(せつしゃ)しやすき人は、是(これ)陽気不足なり。殊に灸治(きゅうじ)に宜(よろ)し。火気を以(もって)土気(どき)を補へば、脾胃の陽気発生し、よく、めぐ […]
2021年9月17日 / 最終更新日時 : 2022年10月8日 長生志多郎 養生訓 養生訓418 方術(ほうじゅつ)の書に、禁灸(きんきゅう)の日、多し。其日、その穴をいむと云(いう)道理、分明(ぶんめい)ならず。内経に、鍼灸の事を多くいへども、禁鍼(きんしん)、禁灸の日をあらはさず。鍼灸聚(しんきゅうじゅう)英(え […]
2021年9月17日 / 最終更新日時 : 2021年9月17日 長生志多郎 養生訓 養生訓417 阿是(あぜ)の穴は、身の中、いずれの処にても、灸穴(きゅうけつ)に、かゝはらず、おして見るに、つよく痛む所あり。是、その灸すべき穴なり。是を阿是 (あぜ) の穴と云(いう)。人の居る処の地によりて、深山幽谷(しんざんゆう […]
2021年9月17日 / 最終更新日時 : 2021年9月17日 長生志多郎 養生訓 養生訓416 灸法、古書には、其(それ)大(おおき)さ、根下(ねさが)三分ならざれば、火気,達せずといへり。今世も、元気つよく、肉厚くして、熱痛をよくこらふる人は、大にして壮数も多かるべし。もし、元気虚弱、肌肉浅薄(きにくせんぱく)の […]
2021年9月15日 / 最終更新日時 : 2021年9月15日 長生志多郎 養生訓 養生訓415 坐(ざ)して点(とも)せば、坐して灸す。臥(ふ)して点せば、臥して灸す。上(かみ)を先に灸し、下(しも)を後に灸す。少(すくなき)を先にし、多きを後にすべし。灸する時、風寒にあたるべからず。大風、大雨、大雪、陰霧(いんむ […]
2021年9月15日 / 最終更新日時 : 2021年9月15日 長生志多郎 養生訓 養生訓414 艾炷(がいちゅう)の大小は、各、其人(そのひと)の強弱によるべし。壮(さかん)なる人は、大なるがよし、壮数(そうすう)も、さかんなる人は、多きによろし。虚弱(きょじゃく)に、やせたる人は、小にして、こらへやすくすべし。多 […]
2021年9月13日 / 最終更新日時 : 2021年9月14日 長生志多郎 養生訓 養生訓413 人の身に灸(きゅう)をするは、いかなる故ぞや。曰(いわ)く、人の身のいけるは、天地の元気をうけて本(もと)とす。元気は陽気なり。陽気は、あたゝかにして火に属す。陽気は、よく万物を生ず。陰血(いんけつ)も、亦元気より生ず。 […]