2020年12月27日 / 最終更新日時 : 2023年8月24日 長生志多郎 養生訓 養生訓181 脾虚(ひきょ)の人は生魚(せぎょ)をあぶりて食するに宜(よ)し。煮たるよりつかえず。小魚(しょうぎょ)は煮て食するに宜(よ)し。大なる生魚はあぶりて食ひ、或(あるいは)煎酒(いりざけ)を熱くして、生姜わさびなどを加え、浸 […]
2020年12月27日 / 最終更新日時 : 2023年8月22日 長生志多郎 養生訓 養生訓180 衰病虚弱(すいびょうきょじゃく)の人は、つねに魚鳥(ぎょちょう) の肉を味よくして、少づゝ食ふべし。参(さん) ぎの補(おぎない)にまされり。性(せい)よき生魚(せいぎょ)を烹炙(ほうしゃ)よくすべし。塩つけて一両日(い […]
2020年12月27日 / 最終更新日時 : 2023年8月22日 長生志多郎 養生訓 養生訓177 諸(もろもろ)の食物、皆あたらしき生気(せいき)ある物をくらふべし。ふるくして臭(におい)あしく、色も味もかはりたる物、皆(みな)気をふさぎて、とゞこほりやすし。くらふべからず。 意訳 ほとんどの食物は、新鮮で生きが良い […]
2020年12月19日 / 最終更新日時 : 2023年8月22日 長生志多郎 養生訓 養生訓176 飲食の慾は朝夕におこる故、貧賤(ひんせん)なる人もあやまり多し。況(いわんや)富貴(ふうき)の人は美味(びみ)多き故、やぶられやすし。殊(ことに)に慎(つつし)むべし。中年(ちゅうねん)以後、元気へりて、男女の色欲はやう […]
2020年10月31日 / 最終更新日時 : 2023年8月13日 長生志多郎 養生訓 養生訓126 長生の術は食色(しょくしき)の慾をすくなくし、心気(しんき)を和平(わへい)にし、事に臨(のぞ)んで常に畏(おそれ)・慎(つつしみ)あれば、物にやぶられず、血気(けっき)おのづから調(ととの)ひて、自然に病なし。かくの如 […]
2020年10月31日 / 最終更新日時 : 2023年8月13日 長生志多郎 養生訓 養生訓125 聖人(せいじん)、やゝもすれば楽をとき給(たま)ふ。わが愚(ぐ)を以て(もって)聖心(せいしん)おしはかりがたしといへども、楽しみは是、人のむまれ付たる天地の生理(せいり)なり。楽しまずして天地の道理(どうり)にそむくべ […]
2020年10月31日 / 最終更新日時 : 2023年8月13日 長生志多郎 養生訓 養生訓124 人のあやまりて、わざはひとなれる事は、皆不知(ふち)よりおこる。赤子(あかご)のはらばひて井(い)におちて死ぬるが如し。灸(きゅう)をして身の病をさる事をしれる故、身に火をつけ、熱く、いためるをこらえて多きをもいとはず。 […]
2020年10月31日 / 最終更新日時 : 2023年8月13日 長生志多郎 養生訓 養生訓123 或人(あるひと)の曰、「養生の道、飲食・色慾をつゝしむの類、われ皆しれり。然(しか)れどもつゝつしみがたく、ほしゐまゝになりやすき故、養生なりがたし」といふ。我おもふに、是いまだ養生の術をよくしらざるなり。よく、しれらば […]
2020年10月24日 / 最終更新日時 : 2023年8月13日 長生志多郎 養生訓 養生訓122 凡(すべて)の事、十分によからんことを求むれば、わが心のわづらひとなりて楽なし。禍(わざわい)も是よりおこる。又、人の我に十分によからん事を求めて、人のたらざるをいかりとがむれば、心のわづらひとなる。又、日用の飲食・衣服 […]
2020年10月24日 / 最終更新日時 : 2023年8月13日 長生志多郎 養生訓 養生訓121 養生の要(よう)は、自欺(みずからあざむく)ことを、いましめて、よく忍ぶにあり。自欺(みずからあざむく)とは、心に、すでに、あしきとしれる事を、きらはずしてするを云。あしきとしりてするは、悪をきらふ事、真実(しんじつ)な […]