養生訓154(巻第三 飲食 上)
諸(もろもろ)の食物、皆あたらしき生気(せいき)ある物をくらふべし。ふるくして臭(におい)あしく、色も味もかはりたる物、皆(みな)気をふさぎて、とゞこほりやすし。くらふべからず。
意訳
ほとんどの食物は、新鮮で生きが良いのを食べたがよいでしょう。古くなったり、臭いがしたり、色や味が変わったものは、食べない方が良いでしょう。
通解
様々な食べ物は、新鮮で生気に満ちたものを摂るべきです。古くて臭い、見た目や味が劣るような食べ物は、体内の消化を妨げてしまい、消化不良を引き起こす可能性が高くなります。そのような食べ物は避けるべきです。
気づき
魚や野菜類は、特に新鮮なものが良いみたいですね。私は、食べれるかどうかを迷ったときは食べない様にしています。