養生訓16

「心は楽しむべし、苦しむべからず。
身は労すべし、やすめ過(すご) すべからず。
凡(およそ) 、わが身を愛し過すべからず。

意訳

ストレスを原因を冷静に探り、少なくする工夫をして軽減する努力が必要です。ストレス解消の一つにスポーツがあります。ウォーキングやストレッチも有効です。

通解

心は楽しむべきであり、苦しむべきではない。
身は労わり、過度に休息するべきではない。
一般的に、自分の身を過度に愛しすぎてはいけません。

「身は労すべし、やすめ過ぎず」とは

「身は労すべし、やすめ過ぎず」は、日本の古典文学や武道、禅宗などの哲学においてしばしば引用される格言です。この格言は、身体を鍛え、努力し続けることの重要性を強調していますが、同時に過度な労力や疲労を避けるべきであるという意味も含まれています。

この格言は、体力や精神力を鍛えることの重要性を強調しつつ、過度な過労や過度な努力によって身体や精神が疲弊しないように注意することも教えています。バランスを保ちながら努力を続け、適切な休息も取ることが大切だという教訓を伝えています。

この格言は、日本の武道や禅の修行において特に重要視されており、身体と精神の調和を大切にする文化や哲学と関連しています。

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