2020年7月31日 / 最終更新日時 : 2023年9月24日 長生志多郎 養生訓 養生訓5 身をたもち生を養ふに、一字の至れる要訣(ようけつ)あり。これを行へば生命を長くたもちて病なし。おやに孝あり、君に忠あり、家をたもち、身をたもつ、行なふとしてよろしからざる事なし。 意訳 からだを健康にするた […]
2020年7月29日 / 最終更新日時 : 2023年9月24日 長生志多郎 養生訓 養生訓 4 身命と私慾との軽重をよくおもんぱかりて、日々に一日を慎しみ、私慾の危(あやうき)をおそるること、深き淵にのぞむが如く、薄き氷をふむが如くならば、命ながくして、ついに殃(わざわい)なかるべし。豈(あに)、楽ま […]
2020年7月28日 / 最終更新日時 : 2023年9月24日 長生志多郎 養生訓 養生訓 3 人の身は父母を本とし、天地を初とす。天地父母のめぐみをうけて生れ、又養はれたるわが身なれば、わが私の物にあらず。天地のみたまもの、父母の残せる身なれば、つつしんでよく養ひて、そこなひやぶらず、天年を長くたもつべし。 意訳 […]
2020年7月27日 / 最終更新日時 : 2023年9月24日 長生志多郎 養生訓 養生訓 2 「養生の術をまなんで、よくわが身をたもつべし。是人生第一の大事なり。人身は至りて貴とくおもくして、天下四海にもかへがたき物にあらずや。然るにこれを養なふ術をしらず、慾を恣にして、身を亡ぼし命をうしなふこと、愚なる至り也。 […]
2020年7月26日 / 最終更新日時 : 2023年9月24日 長生志多郎 養生訓 養生訓 1 「心は楽しむべし、苦しむべからず。身は労すべし、やすめ過すべからず。凡そわが身を愛し過すべからず」 身体は適当に鍛錬しなければなまる。心はできるだけ楽しく、くよくよせずにするがよい。 養生訓について 「養生訓」は、貝原益 […]