2021年7月31日 / 最終更新日時 : 2023年9月7日 長生志多郎 養生訓 養生訓369 右、薬一服(くすりいっぷく)の分量(ぶんりょう)の大小、用水(ようせい)の多少(たしょう)を定むる事、予(よ)、医生(いせい)にあらずして好事(こうじ)の誚(そしり)、僣率(せんそつ)の罪、のがれたしといへども、今時(こ […]
2021年7月31日 / 最終更新日時 : 2023年9月7日 長生志多郎 養生訓 養生訓368 中華の法、父母の喪(も)は必(かならず)三年、是(これ)天下古今(てんかこきん)の通法(つうほう)なり。日本の人は体気(たいき)、腸胃(ちょうい)、薄弱(はくじゃく)なり。此故(このゆえ)に、古法(こほう)に、朝廷(ちょ […]
2021年7月29日 / 最終更新日時 : 2023年9月7日 長生志多郎 養生訓 養生訓367 身体短小(しんたいたんしょう)にして、腸胃(ちょうい)小(しょう)なる人、虚弱(きょじゃく)なる人は、薬を服するに、小服に宜(よろ)し。されども、一匁(もんめ)より小なるべからず。身体長大(しんたいちょうだい)にして、腸 […]
2021年7月28日 / 最終更新日時 : 2023年9月7日 長生志多郎 養生訓 養生訓366 補薬(ほやく)は、滞塞(たいそく)しやすし。滞塞(たいそく)すれば害あり益なし。利薬(りやく)を服するより、心を用ゆべし。もし大剤にして気塞(ふさ)がらば、小剤(しょうざい)にすべし。或(あるいは)棗(なつめ)を去(さ) […]
2021年7月28日 / 最終更新日時 : 2023年9月7日 長生志多郎 養生訓 養生訓365 大人の利薬を煎(せん)ずるに、水をはかる盞(うき)は、一盞(ひとうき)に水を入るゝ事、大抵(たいてい)五十五匁より六十匁に至るべし。是(これ)盞(うき)の重さを除きて水の重さなり。一服(いっぷく)の大小に従つて水を増減す […]
2021年7月27日 / 最終更新日時 : 2023年9月7日 長生志多郎 養生訓 養生訓364 今、ひそかにおもんぱかるに、利薬(りやく)は、一服の分量(ぶんりょう)、一匁五分(いちもんめごふ)より以上、二匁(にもんめ)に至(いた)るべし。その間の軽重(けいちょう)は、人の大小強弱によりて、増減すべし。補薬一服(ほ […]
2021年7月27日 / 最終更新日時 : 2023年9月7日 長生志多郎 養生訓 養生訓363 日本人は、中夏(ちゅうか)の人の健(けん)にして、腸胃(ちょうい)のつよきに及ばずして、薬を小服(しょうふく) にするが宜(よろ)しくとも、その形体大小(けいたいだいしょう)相似(あいに)たれば、その強弱の分量、などか、 […]
2021年7月26日 / 最終更新日時 : 2023年9月7日 長生志多郎 養生訓 養生訓362 然(しか)るに日本の薬、此如(このごとく)小服(しょうふく)なるは何ぞや。曰(いわく)、日本の医の薬剤小服(やくざいしょうふく)なる故三あり。一には中華の人は、日本人より生質健(せいしつけん)に腸胃(ちょうい)つよき故、 […]
2021年7月22日 / 最終更新日時 : 2023年9月7日 長生志多郎 養生訓 養生訓361 薬剤一服(やくざいいっぷく)の大小の分量(ぶんりょう)、中夏(ちゅうか)の古法(こほう)を考(かん)がへ、本邦(ほんぽう)の土宜(とぎ)にかなひて、過不及(かふきゅう)なかるべし。近古(きんこ)、仲井家(なかいけ)には、 […]
2021年7月22日 / 最終更新日時 : 2023年9月7日 長生志多郎 養生訓 養生訓360 いかなる珍味(ちんみ)も、これを煮(に)る法(ほう)ちがひてあしければ、味あしゝ。良薬も煎法(せんぽう)ちがへば、験(しるし)なし。此(の)故、薬を煎(せん)ずる法によく心を用ゆべし。文火(ぶんか)とは、やはらかなる火( […]