31/01/2021 / 最終更新日時 : 01/02/2025 長生志多郎 養生訓養生訓179(巻第三 飲食 上) 人、他郷(たごう)にゆきて、水土(すいど)かはりて、水土に服せず、わづらふ事あり。先(ま)づ、豆腐(とうふ)を食すれば脾胃(ひい)調(ととのい)やすし。是、時珍(じちん)が食物本草(しょくもつほんそう)の注(ちゅう)に見 […]
31/01/2021 / 最終更新日時 : 01/02/2025 長生志多郎 養生訓養生訓178(巻第三 飲食 上) 夏月(かげつ)、瓜菓(うりかし)・生菜(せいさい)多く食ひ、冷麺(れいめん)をしばしば食し、冷水(れいすい)を多く飲めば、秋、必ず、瘧痢(ぎゃくり)を病(や)む。凡(およ)そ、病(やまい)は故(ゆえ)なくしてはおこらず。 […]
31/01/2021 / 最終更新日時 : 01/02/2025 長生志多郎 養生訓養生訓177(巻第三 飲食 上) うえて食(しょく)し、かはきて飲むに、飢渇(きかつ)にまかせて、一時に多く飲食すれば、飽満(ほうまん)して脾胃(ひい)をやぶり、元気をそこなふ。飢渇(きかつ)の時、慎むべし。又、飲食いまだ消化せざるに、又、いやかさねに早 […]
31/01/2021 / 最終更新日時 : 01/02/2025 長生志多郎 養生訓養生訓176(巻第三 飲食 上) およそ人の食後に俄(にわか)にわづらひて死ぬるは、多くは飲食(いんしょく)の過(すぎ)て、飽満(ほうまん)し、気をふさげばなり。初めまづ、生姜(しょうが)に塩を少し加えてせんじ、多く飲まして多く吐(はか)しむべし。其後( […]
31/01/2021 / 最終更新日時 : 01/02/2025 長生志多郎 養生訓養生訓175(巻第三 飲食 上) 食(しょく)すくなければ、脾胃(ひい)の中に空処(くうしょ)ありて、元気めぐりやすく、食消化(しょうか)しやすくして、飲食する物、皆、身の養(やしない) となる。是を以(もって)、病すくなくして身つよくなる。もし食多くし […]
31/01/2021 / 最終更新日時 : 01/02/2025 長生志多郎 養生訓養生訓174 (巻第三 飲食 上) 天より、すぐに下(くだ)る雨水(うすい)は性(せい)よし、毒なし。器(うつわ)にうけて薬と茶を煎(せん)ずるによし。雪水(ゆきみず)は尤(もっとお)よし。屋漏(あまだり)の水、大毒(だいどく)あり。たまり水はのむべからず […]
31/01/2021 / 最終更新日時 : 01/02/2025 長生志多郎 養生訓養生訓173(巻第三 飲食 上) 肉は一臠(いちれん)を食し、菓(か)は一顆(いっか)を食しても、味をしる事は肉十臠(にくじゅうれん)を食(しょく)し、菓百顆(かひゃくか)を食したると同じ。くひて胃をやぶらんより、少く、くひて其味(そのあじ)をしり、身に […]
16/01/2021 / 最終更新日時 : 01/02/2025 長生志多郎 養生訓養生訓172 (巻第三 飲食 上) 脾胃虚弱(ひいきょじゃく)の人、老人などは、もち・だんご、饅頭などの類、堅(かた)くして冷(ひえ)たる物くらふべからず。消化しがたし。つくりたる菓子(かし)、生菓子の類くらふ事、斟酌(しんしゃく)すべし。おりにより、人に […]
16/01/2021 / 最終更新日時 : 01/02/2025 長生志多郎 養生訓養生訓171(巻第三 飲食 上) 酒食の後、酔飽(すいほう)せば、天を仰(あおぎて)で酒食の気をはくべし。手を以(もって)面前(めんぜん)及腹・腰をなで、食気(しょくき)をめぐらすべし。わかき人は食後に弓を射、鎗(やり)、太刀(たち)を習ひ、身をうごかし […]
16/01/2021 / 最終更新日時 : 01/02/2025 長生志多郎 養生訓養生訓170(巻第三 飲食 上) 塩と酢と辛き(から)物と、此(この)三味(さんみ)を多く食ふべからず。此三味を多くくらひ、渇(かわ)きて湯を多くのめば、湿(しつ)を生じ、脾(ひ)をやぶる。湯・茶・羹多(あつものおお)くのむべからず。右(みぎ)の三味をく […]
16/01/2021 / 最終更新日時 : 01/02/2025 長生志多郎 養生訓養生訓169(巻第三 飲食 上) 酒食を過(すご)し、或(あるい)は時ならずして飲食し、生冷(せいれい)の物、性(せい)あしく病をおこす物をくひて、しばしば泄瀉(せっしゃ)すれば、必ず、胃(い)の気へる。久しくかさなりては、元気衰(おとろ)へて短命なり。 […]
16/01/2021 / 最終更新日時 : 01/02/2025 長生志多郎 養生訓養生訓168(巻第三 飲食 上) 脾胃(ひい)のきらふ物は生(なま)しき物、こはき物、ねばる物、けがらはしく清(きょ)からざる物、くさき物、煮(に)ていまだ熟(じゅく)せざる物、煮過(にすご)してにえばなを失(うしな)へる物、煮て久しくなるもの、菓(この […]
16/01/2021 / 最終更新日時 : 01/02/2025 長生志多郎 養生訓養生訓167(巻第三 飲食 上) 脾胃(ひい)のこのむと、きらふ物をしりて、好む物を食(しょく)し、きらふ物を食(しょく)すべからず。脾胃の好む物は何ぞや。あたたかなる物、やはらかなる物、よく熟したる物、ねばりなき物、味淡(あじあわ)く、かろき物、にえば […]
16/01/2021 / 最終更新日時 : 01/02/2025 長生志多郎 養生訓養生訓166(巻第三 飲食 上) 凡(およ)そ食飲(しょくいん)をひかへこらゆる事、久(ひさし)き間(あいだ)にあらず。飲食する時、須臾(しゅゆ)の間、欲を忍ぶにあり。又、分量(ぶんりょう)は多きにあらず。飯(めし)は只(ただ)二三口、飣(さい)は只一二 […]
08/01/2021 / 最終更新日時 : 01/02/2025 長生志多郎 養生訓養生訓165(巻第三 飲食 上) 食物の気味(きみ)、わが心に、かなはざる物は、養(やしな)とならず。かへつて害となる。たとひ我がために、むつかしく、こしらへたる食なりとも、心にかなはずして、害となるべき物は食ふべからず。又、其(その)味(あじ)は心にか […]
08/01/2021 / 最終更新日時 : 01/02/2025 長生志多郎 養生訓養生訓164(巻第三 飲食 上) 脾胃(ひい)虚(きょ)して生菜(なまさい)をいむ人は、乾菜(ほしな)を煮(に)食(くら)ふべし。冬月(とうげつ)蘿蔔(らふく)をうすく切りて生ながら日に乾(ほ)す。蓮根(れんこん)、牛蒡(ごぼう)、薯蕷(とろろ)、うどの […]
08/01/2021 / 最終更新日時 : 01/02/2025 長生志多郎 養生訓養生訓163(巻第三 飲食 上) 生魚(せいぎょ)あざらけきに、塩を淡(あわ)くつけ、日にほし、一両日(いちりょうじつ)過(すぎ)て少あぶり、うすく切(っ)て酒にひたし食(くら)ふ。脾(ひ)に妨(さまたげ)なし。久しきは滞(とどこう)りやすし。味噌、性和 […]