養生訓195

脾胃虚弱(ひいきょじゃく)の人、老人などは、もち・だんご、饅頭などの類、堅(かた)くして冷(ひえ)たる物くらふべからず。消化しがたし。つくりたる菓子(かし)、生菓子の類くらふ事、斟酌(しんしゃく)すべし。おりにより、人によりて甚(はなはだ)害あり。晩食(ばんしょく)の後、殊(こと)にいむべし。古人(こじん)、寒月(かんげつ)朝ごとに、性平和(せいへいわ)なる薬酒を少のむべし。立春(りつしゅん)以後はやむべしといへり。人により宜(よろ)かるべし。焼酒(しょうちゅう)にて、かもしたる薬酒は用(もち)ゆべからず。

意訳

高齢者は、甘い菓子類や堅くて冷えるもので消化の悪いものは食べない方が良いでしょう。特に、夕食後は控えたが良いです。昔の人は、薬酒を毎日飲むと良いと言っています。しかし、焼酎を原料にした薬酒は飲まない方が良いでしょう。

通解

脾胃の虚弱な人や老人などは、もちやだんご、饅頭などの硬くて冷たい食べ物を避けるべきです。これらの食べ物は消化が難しいです。また、作りたての菓子や生菓子も適度に摂るべきであり、個人によってはこれらが害になることもあります。晩食後は特に注意が必要です。古代の人々は寒い季節には、体によい薬酒を少量摂ることをお勧めしており、立春以降は控えるべきだと言われています。ただし、個人によって適切な方法が異なるため注意が必要です。焼酒で薬酒を温めることも避けるべきです。

気づき

高齢者になれば、消化器官も弱くなっているでしようから、若い時のような感覚で食べない様にしたいものですね。

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