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長生志多郎(ながいきしたろう)のサイト

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2021年8月

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26/08/2021 / 最終更新日時 : 01/02/2025 長生志多郎 養生訓

養生訓378(巻第八 養老)

天気、和暖(わだん)の日は、園圃(えんぽ)に出、高き所に上り、心をひろく遊ばしめ、欝滞(うったい)を開くべし。時時、草木を愛し、遊賞せしめて、其意(こころ)を快くすべし。されども、老人みづからは、園囿(えんゆう)、花木に […]

26/08/2021 / 最終更新日時 : 01/02/2025 長生志多郎 養生訓

養生訓377(巻第八 養老)

年老ては、さびしきをきらふ。子たる者、時々、侍(は)べり、古今の事、しずかに物がたりして、親の心をなぐさむべし。もし朋友(ほうゆう)妻子には和順(わじゅん)にして、久しく対談する事をよろこび、父母に対する事をむづかしく思 […]

26/08/2021 / 最終更新日時 : 01/02/2025 長生志多郎 養生訓

養生訓376(巻第八 養老)

衰老(すいろう)の人は、脾(ひ)胃(い)よはし。夏月(かげつ)は、尤(もっとも)慎んで保養すべし。暑熱(しょねつ)によつて、生冷の物をくらへば、泄瀉(せつしゃ)しやすし。瘧痢(おこり)も、おそるべし。一たび病すれば、大( […]

26/08/2021 / 最終更新日時 : 01/02/2025 長生志多郎 養生訓

養生訓375(巻第八 養老)

老人は体気よはし。是を養ふは大事なり。子たる者、つゝしんで心を用ひ、おろそかにすべからず。第一、心にそむかず、心を楽(たの)しましむべし。是(これ)志を養ふ也。又、口腹(こうふく)の養(やしない)におろそか、なるべからず […]

21/08/2021 / 最終更新日時 : 01/02/2025 長生志多郎 養生訓

養生訓374(巻第八 養老)

老人の保養は、常に元気をおしみて、へらすべからず。気息(きそく)を静(しずか)にして、あらくすべからず。言語(げんぎょ)をゆるやかにして、早くせず。言(ことば)すくなくし、起居行歩(きここうほ)をも、しづかにすべし。言語 […]

21/08/2021 / 最終更新日時 : 01/02/2025 長生志多郎 養生訓

養生訓373(巻第八 養老)

今の世、老て子に養はるゝ人、わかき時より、かへつて、いかり多く、慾(よく)ふかくなりて、子をせめ、人をとがめて、晩節をもたず、心をみだす人多し。つゝしみて、いかりと慾とをこらえ、晩節をたもち、物ごとに堪忍(かんにん)ふか […]

21/08/2021 / 最終更新日時 : 01/02/2025 長生志多郎 養生訓

養生訓372(巻第八 養老)

老の身(み)は、余命(よめい)久しからざる事を思ひ、心を用る事わかき時に,かはるべし。心しづかに、事すくなくて、人に交はる事も、まれならんこそ、あひ似(に)あひて,よろしかるべけれ。是も亦(また)、老人の気を養ふ道なり。 […]

17/08/2021 / 最終更新日時 : 17/04/2025 長生志多郎 養生訓

養生訓371(巻第八 養老)

人の子となりては、其(その)おやを養ふ道をしらずんばあるべからず。其心を楽しましめ、其心にそむかず、いからしめず、うれへしめず。其時の寒暑(かんしょ)にしたがひ、其居室(そのきょしつ)其祢所(そのねどころ)をやすくし、其 […]

17/08/2021 / 最終更新日時 : 01/02/2025 長生志多郎 養生訓

養生訓370(巻第七 用薬)

上中部(じょうちゅうぶ)の丸薬(がんやく)は早く消化するをよしとす。故に、小丸(しょうがん)を用(もち)ゆ。早く消化する故(ゆえ)也。今、新(あらた)なる一法(いつぽう)あり。用ゆべし。末薬(まつやく)をのりに和(わ)し […]

17/08/2021 / 最終更新日時 : 01/02/2025 長生志多郎 養生訓

養生訓369(巻第七 用薬)

大便(だいべん)、瀉(しや)しやすきは、大(おお)いにあしし。少(すこし)秘(ひ)するはよし。老人(ろうじん)の秘結(ひけつ)するは寿(じゅ)のしるし也。尤(もっとも)よし。然(しかれ)共(ども)、甚(はなはだ) 秘結( […]

17/08/2021 / 最終更新日時 : 01/02/2025 長生志多郎 養生訓

養生訓368(巻第七 用薬)

悪臭(あくしゅう)をさるに、蒼朮(そうじゅつ)をたくべし。胡荽(こすい)の実(み)をたけば、邪気(じゃくき)をはらふ。又、痘瘡(とうそう)のけがれをさる。蘿藦(らも)の葉をほしてたけば、糞小便(ふんしょうべん)の悪気をは […]

17/08/2021 / 最終更新日時 : 01/02/2025 長生志多郎 養生訓

養生訓367(巻第七 用薬)

養生訓(意訳) 良い香りは、生気を助け、邪気を払い、悪臭を消し、けがれを除きます。暇がある時に、静かな部屋で香を焚いて、黙座すると心が落ち着きます。これも養生の道の一つです。 通解 諸香を楽しむことは、五味を楽しむことと […]

17/08/2021 / 最終更新日時 : 01/02/2025 長生志多郎 養生訓

養生訓366(巻第七 用薬)

中夏の秤(はかり)も、日本の秤と同じ。薬を合(あわ)するには、かねて一服の分量(ぶんりょう)を定め、各品(かくほん)の分釐(ぶんり)をきはめ、釐等(りんだめ)を用(もち)ひてかけ合(あわ)すべし。薬により軽重(けいちょう […]

17/08/2021 / 最終更新日時 : 01/02/2025 長生志多郎 養生訓

養生訓365(巻第七 用薬)

東垣(とうえん)が曰(いわ)く、細末(さいまつ)の薬は経絡(けいろ)にめぐらず。只(ただ)、胃中臓腑(いちゅうぞうふ)の積(せき)を去(さ)る。下部(かぶ)の病には、大丸(だいがん)を用(もち)ゆ。中焦(ちゅうしょう)の […]

16/08/2021 / 最終更新日時 : 01/02/2025 長生志多郎 養生訓

養生訓364(巻第七 用薬)

腎(じん)は、水を主(つかさ)どる。五臓六腑(ごぞうろっぷ)の精(せい)をうけて,をさむ故(ゆえ)、五臓(ごぞう)盛(さかん)なれば、腎水(じんすい)盛(さかん)なり。腎(じん)の臓(ぞう)ひとつに、精(せい)あるに非( […]

16/08/2021 / 最終更新日時 : 01/02/2025 長生志多郎 養生訓

養生訓363(巻第七 用薬)

毒にあたりて、薬を用(もちい)るに、必(かなら)ず、熱湯を用(もち)ゆべからず。熱湯を用(もち)ゆれば毒(どく)弥(いよいよ)甚(はなはだ)し。冷水(れいすい)を用ゆべし。これ事(こと)林広記(りんこうき)の説(せつ)な […]

16/08/2021 / 最終更新日時 : 01/02/2025 長生志多郎 養生訓

養生訓362(巻第七 用薬)

薬を煎ずるは、磁器(じき)よし、陶器(とうき)也(なり)。又、砂罐(さくわん)と云。銅(どう)をいまざる薬は、ふるき銅器(どうき)もよし。新しきは銅(どう)気多(きおお)くしてあしゝ。世俗(せぞく)に薬鍋(くすりなべ)と […]

13/08/2021 / 最終更新日時 : 01/02/2025 長生志多郎 養生訓

養生訓361(巻第七 用薬)

補薬(ほやく)を煎(せん)ずるには、かたき木、かたき炭などのつよき火を用(もち)ゆべからず。かれたる蘆(あし)の火、枯竹(かれたけ)、桑柴(くわしば)の火、或(あるいは)けし炭(ずみ)など、一切(いっさい)のやはらかなる […]

13/08/2021 / 最終更新日時 : 01/02/2025 長生志多郎 養生訓

養生訓360(巻第七 用薬)

凡(およそ)薬を服する時は、朝夕(ちょうせき)の食(しょく)、常よりも殊(こと)に、つゝしみゑ(え)らぶべし。あぶら多き魚鳥獣(ぎょちょうじゅう)、なます、さしみ、すし、肉(しし)ひしほ、なし物、なまぐさき物、ねばき物、 […]

11/08/2021 / 最終更新日時 : 01/02/2025 長生志多郎 養生訓

養生訓359(巻第七 用薬)

凡(およそ)薬を服(ふく)して後(のち)、久(ひさ)しく飲食すべからず。又、薬力(やくりき)のいまだめぐらざる内に、酒食(しゅしょく)をいむ。又、薬をのんでねむり臥(ふ)すべからず。ねむれば薬力めぐらず、滞(とどこお)り […]

11/08/2021 / 最終更新日時 : 01/02/2025 長生志多郎 養生訓

養生訓358(巻第七 用薬)

生姜(しょうが)を片(へん)とするは、生姜根(しょうがこん)には肢(また)多し。其内(そのうち)一肢(いちまた)をたてに長(なが)くわるに、大小(だいしょう)にしたがひて、三片(さんぺん)或(あるいは)四片(よんぺん)と […]

10/08/2021 / 最終更新日時 : 01/02/2025 長生志多郎 養生訓

養生訓357(巻第七 用薬)

凡(およそ)薬を煎ずるに、水をゑ(え)らぶべし。清(きょ)くして味よきを用(もち)ゆ。新(あらた)に汲(く)む水を用ゆべし。早天(そうてん)に汲(く)む水を井華水(せいかすい)と云(いう)。薬を煎ずべし。又、茶と羹(あつ […]

09/08/2021 / 最終更新日時 : 01/02/2025 長生志多郎 養生訓

養生訓356(巻第七 用薬)

中夏の書、居家必要(きょかひつよう)、居家必備(きょかひつび)、斉民要術(さいみんようじゅつ)、農政全書(のうせいぜんしょ)、月令広義(がつりょうこうぎ)等(とう)に、料理の法(ほう)を多くのせたり。其(そ)のする所、日 […]

09/08/2021 / 最終更新日時 : 01/02/2025 長生志多郎 養生訓

養生訓355(巻第七 用薬)

生姜(しょうが)は薬(くすり)一服に一片(ぺん)、若し風寒発散(ふうかんはっさん)の剤(ざい)、或(あるいは)痰(たん)を去(さ)る薬には、二片(にへん)を用ゆべし。皮を去(さる)べからず。かわきたるとほしたるは用(もち […]

05/08/2021 / 最終更新日時 : 01/02/2025 長生志多郎 養生訓

養生訓354(巻第七 用薬)

宋(そう)の沈存中(しんぞんちゅう)が筆談(ひつだん)と云(いう) 書(しょ)に曰(いわく) 、近世(きんせ)は湯を用ずして煮散(しゃさん)を用ゆといへり。然(しか)れば、中夏(ちゅうか) には、此法(このほう)を用るな […]

09/08/2021 / 最終更新日時 : 01/02/2025 長生志多郎 養生訓

養生訓353(巻第七 用薬)

中華の書に、薬剤(やくざい)の量数(りょうすう)を、しるせるを見るに、八解散(はちげさん)など、毎服(まいふく)二匁(にもんめ)、水一盞(みずいちうき)、生姜(しょうが)三片(さんぺん)、棗(なつめ)一枚、煎(せん)じて […]

07/08/2021 / 最終更新日時 : 01/02/2025 長生志多郎 養生訓

養生訓352(巻第七 用薬)

又曰(またいわく)、薬を煎(せん)ずるに砂罐(しゃかん)を用(もち) ゆべし。やきものなべ也。又曰(またいわく)、人をゑ(え)らぶべし。云意(いうこころ)は、心(こころ)謹信(きんしん)なる人に煎(せん)じさせてよしと也 […]

07/08/2021 / 最終更新日時 : 01/02/2025 長生志多郎 養生訓

養生訓351(巻第七 用薬)

入門に、いへるは、薬を服するに、病(やまい)、上部(じょうぶ)にあるには、食後に少づゝ服(くふ)す。一時に多く、のむべからず。病(やまい)、中部(ちゅうぶ)に在(ある)には、食遠(しょくえん)に服(ふく)す。病(やまい) […]

09/08/2021 / 最終更新日時 : 01/02/2025 長生志多郎 養生訓

養生訓350(巻第七 用薬)

利薬(りやく)は、大服(だいふく)にして、武火(ぶか)にて早く煎(せんじ)じ、多くのみて、速(すみやか)に効(しるし)をとるべし。然(しか)らざれば、邪(じゃ)去(さり)がたし。局方(きょうほう)に曰(いわく)、補薬は水 […]

03/08/2021 / 最終更新日時 : 01/02/2025 長生志多郎 養生訓

養生訓349(巻第七 用薬)

補湯(ほとう)は、煎湯(せんとう)熱き時、少づゝのめばつかえず。ゆるやかに験(げん)を得(う)べし。一時に多く服すべからず。補湯(ほとう)を服する間、殊(ことに)酒食を過(すご)さず、一切の停滞(ていたい)する物くらふべ […]

02/08/2021 / 最終更新日時 : 01/02/2025 長生志多郎 養生訓

養生訓348(巻第七 用薬)

世俗(せぞく)には、振薬(ふりやく)とて、薬を袋に入て熱湯(ねっとう)につけて、箸(はし)にて、はさみ、しきりにふりうごかし、薬汁を出して服(ふく)す。是は、自然に薬汁(やくじゅる)出(いず)るにあらず。しきりにふり出す […]

02/08/2021 / 最終更新日時 : 01/02/2025 長生志多郎 養生訓

養生訓347(巻第七 用薬)

今世(こんせ)、医家(いか)に泡薬(ひたしやく)の法あり。薬剤(やくざい)を煎(せん)ぜずして、沸湯(ふっとう)にひたすなり。世俗(よぞく)に用(もちい)る振薬(ふりやく)にはあらず。此法(このほう)、振薬(しんやく)に […]

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