2021年3月30日 / 最終更新日時 : 2023年9月1日 長生志多郎 養生訓 養生訓260 孫真人(そんしんじん)が千金方に、房中補益説(ぼうちゅうほえきせつ)あり。年四十に至(いた)らば、房中(ぼうちゅう)の術を行(おこな)ふべしとて、その説、頗(すこぶる)詳(つまびらか)なり。その大意(たいい)は、四十以後 […]
2021年3月29日 / 最終更新日時 : 2023年9月1日 長生志多郎 養生訓 養生訓259 達生録(たっせいろく)曰(いわく)、男子、年二十ならざる者、精気いまだたらずして慾火(よくか)うごきやすし。たしかに交接(こうせつ)を慎(つつし)むべし。 養生訓(意訳)二十歳前に、色欲に惑わされてはいけません。 通解 […]
2021年3月28日 / 最終更新日時 : 2023年9月1日 長生志多郎 養生訓 養生訓258 わかく盛なる人は、殊(ことに)に男女の情慾(じょうよく)、かたく慎しんで、過(あやまち)すくなかるべし。慾念(よくねん)をおこさずして、腎気(じんき)をうごかすべからず。房事(ぼうじ)を快(こころよ)くせんために、烏頭付 […]
2021年3月28日 / 最終更新日時 : 2023年9月1日 長生志多郎 養生訓 養生訓257 男女交接(だんじょこうせつ)の期(き)は、孫思邈(そんしばく)が千金方(せんきんほう)曰(いわく)。「人、年二十者(にじゅうよんしゃ)は四日に一たび泄(もら)す。三十者は八日(ようか)に一たび泄(もら)す。四十者、十六日 […]
2021年3月27日 / 最終更新日時 : 2023年9月1日 長生志多郎 養生訓 養生訓256 素問(そもん)に、「腎者五臓(じんじゃごぞう)の本」、といへり。然(しか)らば、養生の道、腎(じん)を養ふ事をおもんずべし。腎(じん)を養なふ事、薬補(やくほ)を、たのむべからず。只(ただ)精気(せいき)を保(たも)つて […]
2021年3月27日 / 最終更新日時 : 2023年9月1日 長生志多郎 養生訓 養生訓255 たばこは、近年、天正(てんしょう)、慶長(けいちょう)の比(ころ)、異国よりわたる。淡婆姑(たんぱこ)は和語にあらず。蛮語也(ばんごなり)。近世の中華の書に多くのせたり。又、烟草(えんそう)と云。朝鮮にては南草(なぐさ) […]
2021年3月27日 / 最終更新日時 : 2023年9月1日 長生志多郎 養生訓 養生訓254 大和国中(やまとこくちゅう)は、すべて奈良茶(ならちゃ)を毎日食(しょく)す。飯に煎茶をそヽぎたる也(なり)。赤豆(あずき)、豇豆(ささげ)、蚕豆(そらまめ)、緑豆(りょくとう)、陳皮(ちんぴ)、栗子(くり)、零余子(む […]
2021年3月26日 / 最終更新日時 : 2023年9月1日 長生志多郎 養生訓 養生訓253 茶を煎(せん)ずる法、よはき火にて炊(い)り、つよき火にて煎(せん)ず。煎ずるに、堅(かた)き炭(すみ)の,よくもゆるを、さかんにたきて煎(せん)ず。たぎりあがる時、冷水(れいすい)をさす。此如(このごとく)すれば、茶の […]
2021年3月26日 / 最終更新日時 : 2023年9月1日 長生志多郎 養生訓 養生訓252 薬と茶を煎(せん)ずるに、水をえらぶべし。清水(せいすい)味甘(あじあま)きをよしとす。雨水(うすい)を用(もちい)るも味よし。雨中(うちゅう)に浄器(じょうき)を庭に置(おい)てとる。地水(ちすい)にまさる。然共(しか […]
2021年3月25日 / 最終更新日時 : 2023年9月1日 長生志多郎 養生訓 養生訓251 茶は冷(れい)也。酒は温(おん)也。酒は気をのぼせ、茶は気を下(おろ)す。酒に酔(よ)へばねむり、茶をのめばねむりさむ。その性(せい)うらおもて也。あつものも、湯茶(ゆちゃ)も、多くのむべからず。多くのめば脾胃(いひ)に […]