養生訓225(巻第四 飲酒)
酒をのむに、甘き物をいむ。又、酒後(しゅご)辛(から)き物をいむ。人の筋骨(きんこつ)をゆるくす。酒後(しゅご)焼酒(しょうしゅ)をのむべからず。或(あるいは)一時(いちじ)に合(あわせ)のめば、筋骨をゆるくし煩悶(はんもん)す。
養生訓(意訳)
お酒を飲むときに、甘い物や辛い物をたくさん食べないほうが良いでしょう。また、お酒と焼酎などを一緒に飲むと煩悶(はんもん)することもあるでしょう。
通解
酒を飲む際には、甘いものを摂ることがよいです。また、酒を飲んだ後には、辛いものを摂ることも良い影響を与えます。しかし、酒を飲んだ後に焼酒を飲むことは避けるべきです。時折同時に摂ると、筋肉や骨を緩め、不快感を引き起こすことがあります。
気づき
お酒を飲むときのおつまみも工夫が必要かも知れませんね。