27/03/2021 / 最終更新日時 : 01/06/2024 長生志多郎 養生訓 養生訓231(巻第四 飲茶 附 煙草) 大和国中(やまとこくちゅう)は、すべて奈良茶(ならちゃ)を毎日食(しょく)す。飯に煎茶をそヽぎたる也(なり)。赤豆(あずき)、豇豆(ささげ)、蚕豆(そらまめ)、緑豆(りょくとう)、陳皮(ちんぴ)、栗子(くり)、零余子(む […]
26/03/2021 / 最終更新日時 : 01/06/2024 長生志多郎 養生訓 養生訓230(巻第四 飲茶 附 煙草) 茶を煎(せん)ずる法、よはき火にて炊(い)り、つよき火にて煎(せん)ず。煎ずるに、堅(かた)き炭(すみ)の,よくもゆるを、さかんにたきて煎(せん)ず。たぎりあがる時、冷水(れいすい)をさす。此如(このごとく)すれば、茶の […]
26/03/2021 / 最終更新日時 : 01/06/2024 長生志多郎 養生訓 養生訓229(巻第四 飲茶 附 煙草) 薬と茶を煎(せん)ずるに、水をえらぶべし。清水(せいすい)味甘(あじあま)きをよしとす。雨水(うすい)を用(もちい)るも味よし。雨中(うちゅう)に浄器(じょうき)を庭に置(おい)てとる。地水(ちすい)にまさる。然共(しか […]
25/03/2021 / 最終更新日時 : 01/06/2024 長生志多郎 養生訓 養生訓228(巻第四 飲茶 附 煙草) 茶は冷(れい)也。酒は温(おん)也。酒は気をのぼせ、茶は気を下(おろ)す。酒に酔(よ)へばねむり、茶をのめばねむりさむ。その性(せい)うらおもて也。あつものも、湯茶(ゆちゃ)も、多くのむべからず。多くのめば脾胃(いひ)に […]
24/03/2021 / 最終更新日時 : 01/06/2024 長生志多郎 養生訓 養生訓227(巻第四 飲茶 附 煙草) 茶、上代(じょうだい)はなし。中世(ちゅうせい)もろこしよりわたる。其(その)後(のち)、玩賞(がんしょう)して日用(にちよう)かくべからざる物とす。性冷(せいれい)にして気を下し、眠をさます。陳臓器(ちいぞうき)は、久 […]
23/03/2021 / 最終更新日時 : 01/06/2024 長生志多郎 養生訓 養生訓226(巻第四 飲酒) 焼酒(しょうしゅ)は大毒(だいどく)あり、多く飲べからず。火を付(つい)てもえやすきを見て、大熱(だいねつ)なる事を知るべし。夏月(かげつ)は、伏陰内(ふくいんうち)にあり、又、表ひらきて酒毒(しゅどく)肌に早くもれやす […]
22/03/2021 / 最終更新日時 : 01/06/2024 長生志多郎 養生訓 養生訓225(巻第四 飲酒) 酒をのむに、甘き物をいむ。又、酒後(しゅご)辛(から)き物をいむ。人の筋骨(きんこつ)をゆるくす。酒後(しゅご)焼酒(しょうしゅ)をのむべからず。或(あるいは)一時(いちじ)に合(あわせ)のめば、筋骨をゆるくし煩悶(はん […]
22/03/2021 / 最終更新日時 : 01/06/2024 長生志多郎 養生訓 養生訓224(巻第四 飲酒) 五湖漫聞(ごこまんぶん)といへる書に、多く長寿の人の姓名(せいめい)と年数(ねんすう)を載(のせ)て、「其(その)人皆老(おい)に至(いた)て衰(おとろえ)ず。之(この)問(と)ふ皆(みな)酒を飲まず」といへり。今わが里 […]
22/03/2021 / 最終更新日時 : 01/06/2024 長生志多郎 養生訓 養生訓223(巻第四 飲酒) 市(いち)に、かふ酒に、灰を入(いれ)たるは毒あり。酸味(さんみ)あるも飲べからず。酒(さけ)久しくなりて、味(あじ)変じたるは毒あり。のむべからず。濁酒(だくしゅ)のこきは脾胃(ひい)に滞り、気をふさぐ。のむべからず。 […]
21/03/2021 / 最終更新日時 : 01/06/2024 長生志多郎 養生訓 養生訓222(巻第四 飲酒) 酒を人にすヽむるに、すぐれて多く飲む人も、よき程(ほど)の節(せつ)をすぐせば、くるしむ。若(もし)、その人の酒量(しゅりょう)をしらずんば、すこし、しひて飲しむべし。其人(そのひと)辞(じ)してのまずんば、その人にまか […]
20/03/2021 / 最終更新日時 : 01/06/2024 長生志多郎 養生訓 養生訓221(巻第四 飲酒) 酒をあたヽめ過(すぎ)してじんを失へると、或(あるいは)温めて時過(ときすぎ)、冷たると、二たび、あたヽめて味の変じたると、皆(みな)脾胃(ひい)をそこなふ。のむべからず。 養生訓(意訳) お酒を飲む場合、温め過ぎたり、 […]
19/03/2021 / 最終更新日時 : 01/06/2024 長生志多郎 養生訓 養生訓220(巻第四 飲酒) 凡(およそ)酒は夏冬(なつふゆ)ともに、冷飲熱飲(れいいんねついん)に宣(よろ)しからず。温酒(おんしゅ)をのむべし。熱飲(ねついん)は気升(のぼ)る。冷飲(れいいん)は痰(たん)をあつめ、胃をそこなふ。丹渓(たんけい) […]
19/03/2021 / 最終更新日時 : 01/06/2024 長生志多郎 養生訓 養生訓219(巻第四 飲酒) 凡(およそ)酒はただ朝夕(ちょうせき)の飯後(めしご)にのむべし。昼と夜と空腹に飲べからず。皆害(みながい)あり。朝間(ちょうかん)空腹(くうふく)にのむは、殊(こと)更(さら)脾胃(ひい)をやぶる。 養生訓(意訳) お […]
17/03/2021 / 最終更新日時 : 01/06/2024 長生志多郎 養生訓 養生訓218 (巻第四 飲酒) 酒を飲には、各(おのおの)人によつてよき程(ほど)の節(せつ)あり。少(すこ)し、のめば益多く、多くのめば損(そん)多し。性(さが)謹厚(きんこう)なる人も、多飲を好めば、むさぼりてみぐるしく、平生(へいせい)の心を失( […]
14/03/2021 / 最終更新日時 : 01/06/2024 長生志多郎 養生訓 養生訓217(巻第四 飲酒) 酒は天の美禄(びろく)なり。少のめば陽気を助け、陽気をやはらげ、食気(しょくき)をめぐらし、愁(うれい)を去り、興(こう)を発して、甚(はなはだ)人に益あり。多くのめば、又よく人を害する事、酒に過(すぎ)たる物なし。水火 […]