養生訓219(巻第四 飲酒)
凡(およそ)酒はただ朝夕(ちょうせき)の飯後(めしご)にのむべし。昼と夜と空腹に飲べからず。皆害(みながい)あり。朝間(ちょうかん)空腹(くうふく)にのむは、殊(こと)更(さら)脾胃(ひい)をやぶる。
養生訓(意訳)
お酒は、出来るだけ食後に飲みましょう。空腹時には、出来るだけ飲むない方が良いでしょう。
通解
一般的に、酒は朝と夕食後にのむべきです。昼間や夜、そして空腹の状態での飲酒は避けるべきであり、すべて有害です。朝食を取る前に酒を飲むことは特に、脾胃に負担をかけることとなります。
気づき
江戸時代でも、昼間から、お酒を飲む人が居たとは驚きですね。