養生訓237

いにしへ、もろこしに食医(しょくい)の官(かん)あり。食養(しょくよう)によつて百病(ひゃくびょう)を治(なお)すと云。
今とても食養(しょくよう)なくんばあるべからず。殊(ことに)老人は脾胃(ひい)よはし、尤(もつとも)食養(しょくよう)宣(よろ)しかるべし。
薬を用(もちう)るは、やむ事を得(え)ざる時の事(こと)也。

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