2020年11月28日 / 最終更新日時 : 2023年8月18日 長生志多郎 養生訓 養生訓154 飲食は飢渇(きかつ)をやめんためなれば、飢渇(きかつ)だにやみなば其(その)上(うえ)に、むさぼらず、ほしゐままにすべからず。飲食の欲を恣(ほしいまま)にする人は義理(ぎり)をわする。是を口腹(こうふく)の人と云(いい) […]
2020年11月28日 / 最終更新日時 : 2023年8月18日 長生志多郎 養生訓 養生訓153 凡(すべて)の食、淡薄(たんぱく)なる物を好むべし。肥濃油膩(ひのうゆうに)の物多く食(くらう)ふべからず。生冷堅硬(せいれいけんこう)なる物を禁ずべし。あつ物、只(ただ)一によろし。肉も一品なるべし。飣(さい)は一二品 […]
2020年11月28日 / 最終更新日時 : 2023年8月18日 長生志多郎 養生訓 養生訓152 飯(めし)を炊(た)ぐに法(ほう)多(おお)し。たきぼしは壮実(そうじつ)なる人に宜し。ふたたびいいは積聚気滞(しゃくじゅきたい)ある人に宜し。湯取飯(ゆとりめし )は脾胃虚弱(ひいきょじゃく)の人に宜し。粘(ねば)りて […]
2020年11月28日 / 最終更新日時 : 2023年8月18日 長生志多郎 養生訓 養生訓151 論語、郷党篇(ごうとうへん)に記せし聖人(せいじん)の飲食の法、是(これ)養生の要なり。聖人(せいじん)の疾(やまい)を慎(つつし)み給(たま)ふ事かくの如し。法とすべし。飯はよく熟(じゅく)して、中心まで和(やわ)らか […]
2020年11月28日 / 最終更新日時 : 2023年8月17日 長生志多郎 養生訓 養生訓150 人生日々(じんせいひび)に飲食せざる事なし。常につゝしみて欲をこらへざれば、過(すご)やすくして病を生ず。古人(こじん)「禍(わざわい)は口よりいで、病は口より入(いる)」といへり。口の出しいれ常に慎むべし。 意訳 人は […]
2020年11月28日 / 最終更新日時 : 2023年8月17日 長生志多郎 養生訓 養生訓149 飲食 上 人の身(み)は、元気を天地(てんち)にうけて生ずれ共、飲食の養なければ、元気うゑ(え)て命をたもちがたし。元気は生命の本(もと)也。飲食は生命の養(やしない)也。此故に、飲食の養は人生日用専一(じんせいにちよう […]
2020年11月22日 / 最終更新日時 : 2023年8月17日 長生志多郎 養生訓 養生訓148 天地(てんち)の理(ことわり) 、陽(よう)は一、陰(いん)は二也。水は多く火は少し。水、はかはきがたく、火は消えやすし。人は陽類(ようるい)にて少く、禽獣虫魚(きんじゅうちゅうぎよ)は陰類(いんるい)にて多し。此故に陽 […]
2020年11月22日 / 最終更新日時 : 2023年8月17日 長生志多郎 養生訓 養生訓147 外境(がいきょう)いさぎよければ、中心も亦是にふれて清(きよ)くなる。外より内を養ふ理あり。故に、居室(きよしつ)は、常に塵埃(じんあい)をはらひ、前庭(ぜんてい)も家僕(かぼく)に命じて、日々いさぎよく掃(はき)はしむ […]
2020年11月22日 / 最終更新日時 : 2023年8月17日 長生志多郎 養生訓 養生訓146 夜、書(しょ)をよみ、人とかたるに三更(さんこう)をかぎりとすべし。一夜(いちや)を五更(ごこう)にわかつに、三更は国俗(こくぞく)の時鼓(ときつつみ)の四半過(よつはんすぎ)、九(ここのつ)の間なるべし。深更(しんこう […]
2020年11月22日 / 最終更新日時 : 2023年8月17日 長生志多郎 養生訓 養生訓145 養生の術、まづ心法(しんぽう)をよくつゝしみ守らざれば、行はれがたし。心を静(しずか)にしてさはがしからず、いかりをおさえ慾をすくなくして、つねに楽んでうれへず。是(これ) 養生の術にて、心を守る道なり。心法を守らざれば […]