2021年2月8日 / 最終更新日時 : 2023年9月30日 長生志多郎 養生訓 養生訓206 晩食(ばんしょく)は朝食より少くすべし。飣(さい)肉も少きに宜(よ)し。一切の煮たる物、よく熱して柔(やわらか)なるを食ふべし。こはき物、未熟物(みじゅくもの)、煮過(にすご)して、にえばなを失へる物、心にかなはざる物、 […]
2021年2月8日 / 最終更新日時 : 2023年9月30日 長生志多郎 養生訓 養生訓204 朝夕、飯(めし)を食(しょく)するごとに、初(はじめ)一椀(いちわん)は羹(あつもの)ばかり食して、飣(さい)を食せざれば、飯の正味(しょうみ)をよく知りて、飯の味よし。後に五味(ごみ)の飣(さい)を食して、気を養なふべ […]
2021年2月8日 / 最終更新日時 : 2023年9月30日 長生志多郎 養生訓 養生訓203 朝早く、粥を温(あたたか)に、やはらかにして食(くら)へば、腸胃(ちょうい)をやしなひ、身をあたため、津液(しんえき)を生ず。寒月(かんげつ)尤(もっとも)よし。是、張来(ちょうらい)が説也。生姜(しょうが)、胡椒(こし […]
2021年1月31日 / 最終更新日時 : 2023年9月30日 長生志多郎 養生訓 養生訓202 人、他郷(たごう)にゆきて、水土(すいど)かはりて、水土に服せず、わづらふ事あり。先(ま)づ、豆腐(とうふ)を食すれば脾胃(ひい)調(ととのい)やすし。是、時珍(じちん)が食物本草(しょくもつほんそう)の注(ちゅう)に見 […]
2021年1月31日 / 最終更新日時 : 2023年9月30日 長生志多郎 養生訓 養生訓201 夏月(かげつ)、瓜菓(うりかし)・生菜(せいさい)多く食ひ、冷麺(れいめん)をしばしば食し、冷水(れいすい)を多く飲めば、秋、必ず、瘧痢(ぎゃくり)を病(や)む。凡(およ)そ、病(やまい)は故(ゆえ)なくしてはおこらず。 […]
2021年1月31日 / 最終更新日時 : 2023年9月30日 長生志多郎 養生訓 養生訓200 うえて食(しょく)し、かはきて飲むに、飢渇(きかつ)にまかせて、一時に多く飲食すれば、飽満(ほうまん)して脾胃(ひい)をやぶり、元気をそこなふ。飢渇(きかつ)の時、慎むべし。又、飲食いまだ消化せざるに、又、いやかさねに早 […]
2021年1月31日 / 最終更新日時 : 2023年9月30日 長生志多郎 養生訓 養生訓199 およそ人の食後に俄(にわか)にわづらひて死ぬるは、多くは飲食(いんしょく)の過(すぎ)て、飽満(ほうまん)し、気をふさげばなり。初めまづ、生姜(しょうが)に塩を少し加えてせんじ、多く飲まして多く吐(はか)しむべし。其後( […]
2021年1月31日 / 最終更新日時 : 2023年8月25日 長生志多郎 養生訓 養生訓196 肉は一臠(いちれん)を食し、菓(くだもの)は一顆(ひとつぶ)を食しても、味をしる事は肉十臠(にくじゅうれん)を食(しょく)し、菓百顆(くだものひゃくつぶ)を食したると同じ。くひて胃をやぶらんより、少く、くひて其味(そのあ […]
2021年1月16日 / 最終更新日時 : 2023年9月30日 長生志多郎 養生訓 養生訓195 脾胃虚弱(ひいきょじゃく)の人、老人などは、もち・だんご、饅頭などの類、堅(かた)くして冷(ひえ)たる物くらふべからず。消化しがたし。つくりたる菓子(かし)、生菓子の類くらふ事、斟酌(しんしゃく)すべし。おりにより、人に […]
2021年1月16日 / 最終更新日時 : 2023年9月30日 長生志多郎 養生訓 養生訓194 酒食の後、酔飽(すいほう)せば、天を仰(あおぎて)で酒食の気をはくべし。手を以(もって)面前(めんぜん)及腹・腰をなで、食気(しょくき)をめぐらすべし。わかき人は食後に弓を射、鎗(やり)、太刀(たち)を習ひ、身をうごかし […]