養生訓207(巻第四 飲食下)

東坡(とうば)日(いわく)、「早晩(そうばん)の飲食一爵(いちしゃく)一肉(いちにく)に過(すぎ)す。尊客(そんきゃく)あれば之を三にす。へらすべくして、ますべからず。我をよぶ者あれば是(これ)を以(も)ってつぐ。一に日(いわく)、分(ぶん)を安(や)すんじて以(も)って福(ふく)を養なふ。二に日(いわく)、胃(い)を寛(ひろ)くして以(も)って気を養なふ。三に日(いわく)、費(ついえ)をはぶきて以(も)って財(ざい)を養なふ」。東坡が此(この)法、倹約養生のため、ともにしかるべし

意訳

中国の蘇東坡(そとうば)は、尊客(そんきゃく)が来ても、日常の食事に一品増やす程度で接待するそうです。自分の分をわきまえ、見栄を張らず、相手の健康も考えているからだそうです。

通解

東坡は言っています。「早晩の飲食は一杯、一つの肉までに過ぎるべきです。尊い客人がいれば、それを三杯に増やすべきです。節制を保ちつつ、極端に減らすべきではありません。私を招待する人がいれば、これに従って食事を進めます。一つの日に、分けて控えめに食べることで福を養い、二つ目の日には胃をゆったりさせて気を養い、三つ目の日には出費を控えて財を養います。」東坡のこの教えは、倹約と健康のための方法であり、我々にも大切なことを教えています。

気づき

日本も洋食も盛んになり、カロリーの高い食品が多くなっています。過食の諌めにしたい思います。

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