養生訓271(巻第五 湯浴)

熱湯(あつゆ)に浴(ゆあみ)するは害あり。冷熱(れいねつ)はみづから試(こころ)みて沐浴(もくよく)すべし。快(こころよき)にまかせて、熱湯(ねっとう)に浴(よく)すべからず。気上(きのぼ)りてへる。殊に目をうれふる人、こらへたる人、熱湯(ねっとう)に浴(よく)すべからず。