養生訓275

髪は、おほくつ、けづるべし。気をめぐらし、上気(じょうき)をくだす。櫛(くし)の歯しげきは、髪ぬけやすくして、あしゝ。牙歯(がし)は、髪ぬけやすくして、あしゝ。牙歯(がし)は、しばしばたゝくべし。歯をかたくし、虫はまず。時々両の手を合せ、すりてあたゝめ、両眼(りょうがん)をあたゝめ、のすべし。目を明らかにし、風をさる。よつて髪ぎはより、下額(ががく)と面を上より下になづる事、二十七遍、古人(こじん)、両手はつねに面に在(ある)べしと云へるは、時々両手にて、面をなづべしとなり。此の如すれば、気をめぐらし、上気をくだし、面色(かおいろ)を、うるはしくす。左右の中指を以(も)って、鼻の両わきを多くなで、両耳の根を多く、なづべし。

気づき

朝起きて、顔を洗ってから、蒸しタオルで頭も拭いてヘアースタイルを整えるようにしています。

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