養生訓272

入門に曰(いわく)、導引(どういん)の法は、保養中の一事(いちじ)也。人の心は、つねに静(しずか)なるべし。身はつねに動かすべし。終日(しゅうじつ)安坐(あんざ)すれば、病生じやすし。久立久行(きゅうりつきゅうこう)より、久臥久坐(きゅうがきゅうざ)するは、尤(もっとも)人に害あり。

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