養生訓78(巻第二総論下)

古語曰(こごにいわく)、「日に慎しむこと一日、寿(いのちながく)して終(おわり)に殃(わざわい)なし」。
言心(いうこころは)は一日々々をあらためて、朝より夕まで毎日つヽしめば、身にあやまちなく、身をそこなひやぶる事なくして、寿(ひさしく)して、天年をおはるまでわざはひなしと也。
是身をたもつ要道(ようどう)なり。

意訳

古い、ことわざに、「一日一日を大切に生きていれば、臨終にわざわいなし」とあります。養生も同じです。毎日が大切です。いい習慣を継続すれば、いい結果は、必ず出ます。

通解

古代の言葉には、「毎日慎むこと一日、長寿して終わりに災いなし」とあります。
この言葉の意味は、日々の生活を慎んで、朝から夜まで毎日を心を込めて大切に過ごせば、自らの身に過ちもなく、健康を損なうこともなく、長寿で、天命が尽きるまで何事もなく生きられるということです。
これが身体を守るための重要な方法であると言えます。

気づき

日々の積み重ねが、結局は原因、結果、いわゆる結果に繋がるということかも知れませんね。