養生訓221(巻第四 飲酒)
酒をあたヽめ過(すぎ)してじんを失へると、或(あるいは)温めて時過(ときすぎ)、冷たると、二たび、あたヽめて味の変じたると、皆(みな)脾胃(ひい)をそこなふ。のむべからず。
養生訓(意訳)
お酒を飲む場合、温め過ぎたり、逆に、冷えたり、温め直して味が変化したものは、身体に悪いです。飲まない方が良いでしょう。
通解
時間が経過した後に又、温め、再び飲んだり、冷たい状態で飲むことで、味覚が変化し、すべての場合で脾胃を損傷させる可能性があります。したがって、これらの行動は避けるべきです。
気づき
お酒の飲み方にも、工夫が必要ですね。