養生訓282

頭(あたま)の辺(まわ)リに火炉(かろ)をおくべからず。気上(きあが)る。東坡(とうは)が曰(いわく)、にはかに風寒(ふうかん)にあひて、衣(きぬ)うすくば、一身(いっしん)の気を、はりて、風寒をふせぎ、肌(はだ)に入(い)らしむべからず。

養生訓(意訳)
頭の周辺に暖房機器を置かないようにしましょう。気上がりのぼせます。寒い時には、防寒の必要があります。

通解

頭の周りに火炉を置いてはいけません。これは気を上昇させてしまいます。東坡が曰く、急に風邪をひかないように、適切な保温を心掛けましょう。

気づき

この文では、火炉を頭の近くに置くことで、頭の熱が上がってしまい、体調を崩す可能性があると言っています。そして、風邪をひかないためには、適切な衣類を着ることが大切だと説いています。寒い時には、環境を感じる意識と対策が必要であるとのことでしょうか。

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