09/09/2020 / 最終更新日時 : 21/05/2024 長生志多郎 養生訓 養生訓35(巻第一総論上) 「およそ人の楽しむべき事三あり。一には身に逆(ぎゃく)を行ひ、ひが事なくして善を楽しむにあり。二には身に病なくして、快(こころよ)く楽むにあり。三には命ながくして、久しくたのしむにあり。富貴(ふうき)にしても此三の楽なけ […]
05/09/2020 / 最終更新日時 : 21/05/2024 長生志多郎 養生訓 養生訓30(巻第一総論上) 「ここを以(もって)養生の術を行なひ、いかにもして天年をたもち、五十歳をこえ、成(なる)べきほどは弥(いよいよ)長生して、六十以上の寿域(じゅいき)に登るべし。古人,長生(ちょうせい)の術ある事を、いへり。又、人の命は我 […]
01/09/2020 / 最終更新日時 : 21/05/2024 長生志多郎 養生訓 養生訓24(巻第一総論上) 「心は、身の主(しゅ)也。しづかにして安からしむべし。身は心の、やつこなり。うごかして労せしむべし。心やすく、しづかなれば、天君(てんくん)ゆたかに、くるしみ、なくして楽しむ。身うごきて労すれば、飲食、滞(とどこ)らず、 […]
27/08/2020 / 最終更新日時 : 20/05/2024 長生志多郎 養生訓 養生訓17(巻第一総論上) 「人の元気は、もと是(これ) 天地の万物を生ずる気なり。是、人身の根本なり。人、此(これ) 気にあらざれば生ぜず。生じて後は、飲食、衣服、居処(きょしょ)の外物(がいぶつ)の助(たすけ)によりて、元気養はれて命をたもつ。 […]
22/08/2020 / 最終更新日時 : 21/12/2024 長生志多郎 養生訓 養生訓10(巻第一総論上) 「園(その)に,草木(そうもく)を、うへて愛する人は、朝夕(あさゆう)心にかけて、水をそそぎ土をかひ、肥(こえ)をし、虫を去(さり)て、よく養ひ、其(その)さかえを悦び、衰(おとろ)へをうれふ。草木(そうもく)は至(いた […]
21/08/2020 / 最終更新日時 : 19/12/2024 長生志多郎 養生訓 養生訓9(巻第一総論上) 「萬(よろず)の事(こと)つとめてやまざれば必(ず)しるしあり。たとへば、春たねをまきて夏よく養(やしな)へば、必(かならず)秋ありて、なりはひ多きが如(ごと)し。もし、養生の術をつとめまなんで、久しく行(おこな)はば、 […]
15/08/2020 / 最終更新日時 : 20/05/2024 長生志多郎 養生訓 養生訓3(巻第一総論上) 「況(いわんや)大なる身命(しんめい)を、わが物として慎(つつし)まず、飲食(いんしょく)・色慾(しきよく)を恣(ほしいまま)にし、元気をそこなひ病(やまひ)を求め、生付(うまれつき)たる天年(てんねん)を短くして、早く […]