2020年9月9日 / 最終更新日時 : 2023年9月29日 長生志多郎 養生訓 養生訓57 「およそ人の楽しむべき事三あり。一には身に逆(ぎゃく)を行ひ、ひが事なくして善を楽しむにあり。二には身に病なくして、快(こころよ)く楽むにあり。三には命ながくして、久しくたのしむにあり。富貴(ふうき)にしても此三の楽なけ […]
2020年9月5日 / 最終更新日時 : 2023年9月26日 長生志多郎 養生訓 養生訓52 「ここを以(もって)養生の術を行なひ、いかにもして天年をたもち、五十歳をこえ、成(なる)べきほどは弥(いよいよ)長生して、六十以上の寿域(じゅいき)に登るべし。古人,長生(ちょうせい)の術ある事を、いへり。又、人の命は我 […]
2020年9月1日 / 最終更新日時 : 2023年9月25日 長生志多郎 養生訓 養生訓46 「心は、身の主(しゅ)也。しづかにして安からしむべし。身は心の、やつこなり。うごかして労せしむべし。心やすく、しづかなれば、天君(てんくん)ゆたかに、くるしみ、なくして楽しむ。身うごきて労すれば、飲食、滞(とどこ)らず、 […]
2020年8月27日 / 最終更新日時 : 2023年9月25日 長生志多郎 養生訓 養生訓39 「人の元気は、もと是(これ) 天地の万物を生ずる気なり。是、人身の根本なり。人、此(これ) 気にあらざれば生ぜず。生じて後は、飲食、衣服、居処(きょしょ)の外物(がいぶつ)の助(たすけ)によりて、元気養はれて命をたもつ。 […]
2020年8月22日 / 最終更新日時 : 2023年9月25日 長生志多郎 養生訓 養生訓32 「園(その)に,草木(そうもく)を、うへて愛する人は、朝夕(あさゆう)心にかけて、水をそそぎ土をかひ、肥(こえ)をし、虫を去(さり)て、よく養ひ、其(その)さかえを悦び、衰(おとろ)へをうれふ。草木(そうもく)は至(いた […]
2020年8月21日 / 最終更新日時 : 2023年9月25日 長生志多郎 養生訓 養生訓31 「萬(よろず)の事(こと)つとめてやまざれば、必(ず)しるしあり。たとへば、春たねをまきて夏よく養(やしな)へば、必(かならず)秋ありて、なりはひ多きが如(ごと)し。もし、養生の術をつとめまなんで、久しく行(おこな)はば […]
2020年8月15日 / 最終更新日時 : 2023年9月25日 長生志多郎 養生訓 養生訓25 「況(いわんや)大なる身命(しんめい)を、わが私の物として慎(つつし)まず、飲食(いんしょく)・色慾(しきよく)を恣(ほしいまま)にし、元気をそこなひ病(やまひ)を求め、生付(うまれつき)たる天年(てんねん)を短くして、 […]
2020年8月10日 / 最終更新日時 : 2023年9月24日 長生志多郎 養生訓 養生訓19 「園(その)に草木(くさき)をうへて愛する人は、朝夕(ちょうせき)心にかけて、水をそそぎ土をかひ、肥(こえ)をし、虫を去(さり)て、よく養(やしな)ひ、其(その)さかえを悦び、衰(おとろえ)へをうれふ。草木は至(いた)り […]
2020年8月3日 / 最終更新日時 : 2023年9月24日 長生志多郎 養生訓 養生訓10 ひとり家に居て、閑(しずか)に日を送り、古書をよみ、古人の詩歌を吟じ、香をたき、古法帖を玩び、山水をのぞみ、月花をめで、草木を愛し、四時の好景を玩び、酒を微酔にのみ、園菜を煮るも、皆これ心を楽ましめ、気を養ふ助なり。貧賎 […]