2020年12月19日 / 最終更新日時 : 2023年9月30日 長生志多郎 養生訓 養生訓174 煮(に)過(すご)して、にえばなを失なへる物と、いまだ煮(に)熟(じゅく)せざる物くらふべからず。魚を煮るに、煮(に)ゑ(え)ざるはあしゝ。煮過してにえばなを失なへるは味なく、つかへやすし。よき程の節(せつ)あり。魚を蒸 […]
2020年12月19日 / 最終更新日時 : 2023年9月30日 長生志多郎 養生訓 養生訓173 朝食(ちょうしょく)いまだ消化せずんば、昼(ひる)食(しょく)すべからず。点心(てんしん)などくらふべからず。昼(ひる)食(くい)いまだ消化せずんば、夜(よる)食(しょく)すべからず。前夜の宿食(しゅくしょく)、猶(なお […]
2020年9月15日 / 最終更新日時 : 2023年9月29日 長生志多郎 養生訓 養生訓69 「答て曰(いわく)、およその事(こと)、常(つね)あり、変(へん)あり。常に居(い)ては常を行なひ、変に、のぞみては変を行なふ。其時(そのとき)にあたりて義に、したがふべし。無事の時、身をおもんじて命を、たもつは、常に居 […]
2020年8月27日 / 最終更新日時 : 2023年9月25日 長生志多郎 養生訓 養生訓39 「人の元気は、もと是(これ) 天地の万物を生ずる気なり。是、人身の根本なり。人、此(これ) 気にあらざれば生ぜず。生じて後は、飲食、衣服、居処(きょしょ)の外物(がいぶつ)の助(たすけ)によりて、元気養はれて命をたもつ。 […]
2020年8月17日 / 最終更新日時 : 2023年9月25日 長生志多郎 養生訓 養生訓28 「是(これ)人生第一の大事なり。人身(じんしん)は至(いた)りて貴(とお)とくおもくして、天下四海(てんかしかい)にも、かへがたき物にあらずや。然(しか)るに、これを養なふ術(じゅつ)をしらず、慾を恣(ほしいまま)にして […]
2020年8月11日 / 最終更新日時 : 2023年9月25日 長生志多郎 養生訓 養生訓22 「ことに食後には、必数百歩、歩行すべし。もし久しく安坐し、又、食後に穏坐し、ひるいね、食気いまだ消化せざるに、早くふしねぶれば、滞りて病を生じ、久しきをつめば、元気発生せずし。 意訳 食後は、歩いた方が良いでしょう。 通 […]
2020年8月10日 / 最終更新日時 : 2023年9月24日 長生志多郎 養生訓 養生訓19 「園(その)に草木(くさき)をうへて愛する人は、朝夕(ちょうせき)心にかけて、水をそそぎ土をかひ、肥(こえ)をし、虫を去(さり)て、よく養(やしな)ひ、其(その)さかえを悦び、衰(おとろえ)へをうれふ。草木は至(いた)り […]
2020年8月10日 / 最終更新日時 : 2023年9月24日 長生志多郎 養生訓 養生訓17 「美味をくひ過し、ほううんをのみ過し、色をこのみ、身を安逸にして、おこたり臥すことを好む。皆これ、わが身を愛し過す故に、かへつてわが身の害となる。また、無病の人、補薬を妄に多くのんで病となるも、身を愛し過すなり。子を愛し […]
2020年8月7日 / 最終更新日時 : 2023年9月24日 長生志多郎 養生訓 養生訓14 「もし養ふことは少なく、そこなふ事多く、日々つもりて久しければ、元気へりて病生じ、死にいたる。この故に衆人は病多くして短命なり。かぎりある元気をもちて、かぎりなき慾をほしいままにするは、あやうし。」 意訳 悪い生活習慣が […]
2020年8月4日 / 最終更新日時 : 2023年9月24日 長生志多郎 養生訓 養生訓11 養生の術は、つとむべきことをよくつとめて、身をうごかし、気をめぐらすをよしとす。つとむべきことをつとめずして、臥す事をこのみ、身をやすめ、おこたりて動かさざるは、はなはだ養生に害あり。久しく安坐し、身をうごかさざれば、元 […]